ジュニアシート選び、迷いますよね。
種類が多いし、長い間使うものだから、なかなか即決できません。
わが家では悩んだ末に、コンビの「ジョイトリップ エッグショック GG」を購入しました。
この記事では、
- なぜコンビの「ジョイトリップ エッグショック GG」を選んだのか
- 他に比較検討した製品
- 実際に使ってみたメリット・デメリット
などをまとめました。
ジュニアシート選びの参考になれば幸いです。
購入したのはCombi(コンビ)のチャイルド&ジュニアシート「ジョイトリップ エッグショック GG」
悩んだ末に、わが家で購入したジュニアシートは、コンビのチャイルド&ジュニアシート「ジョイトリップ エッグショック GG」です。
基本情報
定価 | 29,700円(税込) |
適応体重 対象年齢 |
9kg以上36kg以下 (参考:1才頃〜11才頃) |
装着タイプ | シートベルト固定 |
本体の重さ | 5.3kg |
大きさ | W440×D450×H670mm |
備考 | ・衝撃を吸収する素材「エッグショック」 ・ヘッドサポート、ランバーサポート付き ・ドリンクホルダー付き |
ジュニアシートを選ぶうえで重視したこと
ジュニアシートを選ぶうえで挙げた条件は、下記のとおり。
必須条件
- 安全性(走行中に抜け出せないもの)
- 乗りたり降りたりしやすい
- 3歳未満(2歳半)くらい~7歳または11歳まで乗りたい
- ISOFIXではなく、シートベルト取り付け
- リクライニングできる
できれば、あるといいなと思った条件
- カバーが洗いやすい(脱着しやすい)
とりあえず、「安全で乗り降りしやすいもの」を一番に考えて選びました。
適応年齢や価格はどのメーカーもそこまで大差はなかったので、そんなに重視せず。
ただ、ISOFIXタイプだと全体的に価格が高かったので、シートベルトで設置できるものを中心に探しました。
購入時、候補に挙がったジュニアシート
わが家では最終的に、コンビのチャイルド&ジュニアシート「ジョイトリップ エッグショック GG」を購入したわけですが、他にも候補に挙がった商品が3つあります。
- エールベベ サラット3ステップ クワトロ
- エールベベ スイングムーン プレミアムS
- エールベベ パパット2 プレミアム
上記3つは、条件に当てはまらない部分があったので購入を見送りました。
そもそも、わが家で使っていたチャイルドシートはエールベベです。
なので、ジュニアシートの第一候補もエールベベでした。
残念ながら、エールベベには条件に当てはまるジュニアシートがなかったので、最終的にコンビを選ぶことに。
1:エールベベ「サラット3ステップ クワトロ」は、簡単に抜け出せそうなので却下
Amazonでエールベベのジュニアシートを検索したときに、人気だったのが「サラット3ステップ クワトロ」シリーズ。
ベルトではなくマジックテープで固定する、めずらしいジュニアシートです。
価格はコンビより安かったですし、Amazonでも高評価。
ただ、Amazonレビューの中に「簡単に抜け出してしまう」というような口コミを見かけました。
本当だったら怖いので、実店舗で試してみることに。
窮屈なのが嫌だったのか、暴れて簡単に脱出しました…(^^;)
「安全面に不安あり」ということで却下。
2:エールベベ「スイングムーン プレミアムS」は大きさに不安があったので却下
エールベベ「スイングムーン プレミアムS」は適応年齢が短く、7歳頃まで(他のジュニアシートはだいたい11歳頃まで)。
使用できる時期は短いですが、「7歳になってキツそうなら買い替えればいいか」と思いました。
しかし、Amazonのレビューに
- 7歳まで乗れないかも
- 掃除が大変
といったことが書かれていたので却下。
価格がやや高めですし、7歳未満で乗れなくなってしまったら、あまりにも買い替えスパンが短すぎます。
わが家で使用していたエールベベのチャイルドシートが、まさにスイングムーンと似たような形で、対象年齢3歳までなのに2歳半くらいでキツそうでした。
同じように考えると、スイングムーンが7歳未満でキツくなる可能性は高いです。
3:エールベベ「パパット2 プレミアム」は価格が高いし、実店舗に見本がなかったので却下
エールベベ「パパット2 プレミアム」も一応候補に挙がりましたが、ISOFIXタイプだったこと、価格が高かったこともあり、却下。
実店舗(近所の子供用品店)での取り扱いがなかったので、試しに座ってみることもできませんでした。
Combiのチャイルド&ジュニアシート「ジョイトリップ エッグショック GG」のレビュー
ジュニアシートは、実店舗で試したうえでAmazonにて購入。
箱は大きめですが、重さはそこまで重くないです(女性でも運べるくらいの重さ)。
中に入っていたのは下記の3点。
説明書を見ながら組み立てれば、わりと簡単に組み立てられます。
腰の接続部分が外れやすくなっているので注意しましょう(ちょっと角度を倒すとすぐに外れてしまいます)。
完成するとこんな感じ。
ドリンクホルダーは付けていません。
横から見た写真。
後ろから見た写真。
子どもに座ってみてもらいました。
車に取り付けると、こんな感じです。
車の背もたれを倒すと、ジュニアシートの角度も変えられます。
ただ、あまりにも角度を倒しすぎると、シートベルトの固定が緩んだりするので要注意。
Combiのチャイルド&ジュニアシート「ジョイトリップ エッグショック GG」のメリット
メリットは下記の6点。
- 成長にあわせて形を変えて、長く使える
- ヘッドサポートとランバーサポートがあるので小柄の子でも安心
- 組み立てが簡単(重くないので乗せ換えもしやすい)
- リクライニングできる
- 肩ひもの調節がすごく簡単
- コンビというブランドの安心感
1:成長にあわせて形を変えて、長く使える
「ジョイトリップ エッグショック GG」には、成長にあわせた3つのモードがあります。
モード | 適用目安 |
チャイルドモード | 9~18kg以下 1歳~4歳頃 |
ジュニアモード | 15~25kg以下 3歳~7歳頃 |
ブースターモード | 22~36kg以下 125cm~145cm 6歳~11歳頃 |
1歳頃に買い替えたとすると、最大で約10年使用できることになります。
2:ヘッドサポートとランバーサポートがあるので小柄の子でも安心
購入商品にもよりますが、わが家で購入した「ジョイトリップ エッグショック GG」にはヘッドサポートとランバーサポートがついています。
- ヘッドサポート …頭まわりのクッション
- ランバーサポート …腰回りのクッション
ヘッドサポートとランバーサポートがあることで、小柄な子でも姿勢が安定しやすいです。
例えば、寝ているときに首がガクッて落ちるのを防いでくれたり。
子どもが成長してクッションが不要になったら取り外すこともできます。
3:組み立てが簡単(重くないので乗せ換えもしやすい)
「ジョイトリップ エッグショック GG」は約5kgと軽量です。
女性1人でも持ち運びができるので、組み立ても簡単。
車が2台以上あって載せ替えをする機会が多い方は、軽いに越したことはないですよね。
4:リクライニングできる
「ジョイトリップ エッグショック GG」は、座席と連動して角度を変えることができます。
座席を少し倒せば、ジュニアシートの背もたれも少し倒れる仕組みです。
最近のジュニアシートはリクライニング可能がものが多いので、めずらしくもなんともないのですが、リクライニングはできた方が良いですよね。
5:肩ひもの調節がすごく簡単
エールベベからコンビに切り替えて一番びっくりしたのが、肩ひもの調節。
コンビの「ジョイトリップ エッグショック GG」は、とにかく肩ひもの調節がすごく楽!
エールベベのチャイルドシートを使っていた頃は、わざわざ裏のカバーを外して肩ひもを調節しなければいけませんでした。
コンビのジュニアシートは、子どもが座った状態でひもをゆるめたり、締めたりできます。
ストッパーみたいなのが股の下あたりにあるので、それを押しながらひもをひっばるだけ。
ほんの数秒で調節できるのでストレスフリーです。
Combiのチャイルド&ジュニアシート「ジョイトリップ エッグショック GG」のデメリット
実際に使ってみて感じたデメリットは4点。
- カバーが洗いにくい
- 取り付けは少しコツがいる
- 股のところのクッションが取れやすい
- コンビには似たような名前のジュニアシートがあってわかりにくい
1:カバーが洗いにくい
カバーを洗う際、ちょっと手間がかかります。
カバーを洗うには、一度ジュニアシートを車から外し、分解しなければなりません。
背もたれ部分とおしりの部分に分解してから、それぞれのカバーを取り外して洗います。
欲を言えば、シートを車に固定した状態でカバーだけ取り外すことができれば楽なんですけど…(^^;)
ちなみに、洗濯表示に気を付ければ、洗濯機で洗ってもOK。
2:取り付けは少しコツがいる
私ひとりで組み立て→取り付けまで行ったのですが、きちんと取り付けることができず苦労しました。
説明書どおりにシートベルトで固定しても、グラグラ動いて全然固定できないのです。
しっかり固定するには少しコツがあって、「ジュニアシートに体重をかけてからシートベルトで固定する」こと。
体重をかけることで車の座席が少し沈み、チャイルドシートがしっかり固定されます。
ただ、車の座席に跡が残る可能性があるので、跡が気になる方は座席シートを敷いておきましょう。
3:股のところのクッションが取れやすい
股のところに、「ベルトが足に食い込まないようにするクッション」がついています。
このクッションがとにかく外れやすいのです。
子供を抱っこして乗せたり降ろしたりする際に、クッションが取れて地面に落ちていた、なんてことが結構あります。
子どもの足が痛そうでなければ、クッションを取ってしまうのもありだと思います。
4:コンビには似たような名前のジュニアシートがあってわかりにくい
次で詳しく説明しますが、コンビには似たような名前のジュニアシートがあってわかりにくいです。
2020年2月現在、販売しているコンビのチャイルド&ジュニアシートは下記のとおり。
- ジョイトリップ GH
- ジョイトリップ GG
- ジョイトリップ エッグショック S GG
- ジョイトリップ AMZ(Amazon限定モデル)
実は少しずつ違いがあるのですが、公式サイトをよく見比べないと何が違うのかわかりません。
何が違うのか比較するのに時間がかかるし、すごく面倒でした。
もっとわかりやすい名前にするなり、パッと見ただけで違いがわかる比較表を用意するなりしてほしいなと思います。
ちなみに、私はGHよりもGGの方が新しいと勘違いしてGGを購入しましたが、実は逆でした。
- GH(2019年モデル)
- GG(2017年モデル)
この点は選択ミス。
機能にほとんど差はなく、ほとんど同じなので、どうせなら新しい方が良かったですね。
▼新しい方(2019年モデル)
▼古い方(2017年モデル)
【一覧比較】コンビの他のジュニアシートとの違い
コンビニは、似たような製品名のジュニアシートがあります。
- ジョイトリップ GG
- ジョイトリップ GH
- ジョイトリップ エッグショック S GG
- 店舗限定モデル(Amazon限定モデルの「ジョイトリップ AMZ」など)
わかりやすく一覧表で比較してみました。
ジョイトリップGH | ジョイトリップGG | ジョイトリップ エッグショック S GG |
ジョイトリップ 店舗限定モデル |
|
モデル | 2019年モデル | 2017年モデル | ベーシック限定モデル | 店舗限定モデル |
価格 ※税込 |
・スタンダード 19,800円 ・ハイグレード 29,700円 |
28,600円 | 商品によって 異なる |
|
適応体重 | 9kg以上36kg以下 (参考:1才頃〜11才頃) |
|||
エッグショック | 〇 ハイグレードモデルのみ有り |
〇 | ||
ヘッドサポート ランバーサポート |
〇 | 〇 | – | |
エアスルー | 〇 | 〇 | 〇 | |
ドリンクホルダー | 〇 | 〇 | 〇 | |
ウォッシャブルシート | 〇 | 〇 | 〇 | |
本体重量 | 5.5kg | 5.3kg | 5.3kg | |
サイズ | W440×D450×H670mm | |||
カラー | ブラック(BK) ブラウン(BR) |
ネイビー(NB) ブラック(BK) |
ブラック |
上記の表を見てもらうとわかるのですが、「ジョイトリップ GH」と「ジョイトリップ GG」には、
- ハイグレードモデル(エッグショックあり)
- スタンダードモデル(エッグショックなし)
の2種類があります。
大きな違いは、「エッグショック(頭を守る衝撃吸収素材)の有無」です。
また、表に記載されているヘッドサポート、ランバーサポートの役割は下記のとおり。
- ヘッドサポート …頭まわりを覆うクッション
- ランバーサポート …腰まわりを覆うクッション
ランバーサポートがあると、少し小柄な子でも姿勢が安定します。
もちろん、不要になったら外すこともできます。
【まとめ】コンビのジュニアシートを使用して3ヶ月、特に不満はなし
コンビのジュニアシート「ジョイトリップGG」使用しはじめて1年4ヶ月が経ちました(2021年3月現在)。
特に大きな不満はありません。買ってよかったなと思っています。
子どもも嫌がらずに乗っていますし。
ひとつ気になる点があるとすれば、日差し除けがついていないこと。
たまに直射日光が当たるとまぶしそうにしています。
コンビに限らず、他社のジュニアシートにも日差し除けがついていないものが多いです。
冬はそこまで気になりませんが、夏などの暑い季節はサンシェードを取り付けるなど、車の窓に何らかの対策は必要ですね。
今後もジュニアシートを使い続けて、何か気になる点が出てきたら追記します(^^)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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