2018年にAmazonで開始された「prime wardrobe(プライムワードローブ)」は、洋服や靴を自宅でゆっくり試着できるサービスです。
小さな子供がいると、お店で試着することは難しいですし、ゆっくり服を選ぶのも困難。
「ゆっくり試着して服を選びたいな」という子育てママたちの悩みを解決できる、画期的なサービスです。
このページでは、プライムワードローブの使い方や注意点、実際に利用した感想などをまとめました。
結論からいうと、子育てママには嬉しすぎる神サービスです。
- プライムワードローブは、自宅でゆっくり試着できるサービス
- Amazonプライム会員は無料で利用できる
- 1回の注文は最低3つ以上(上限は8つ)
- 商品到着後7日以内に手続き・返送すしないと自動的に料金が発生する
- 全部返品してもOK
Amazon prime wardrobe(プライムワードローブ)とは?

「プライムワードローブ」とは、Amazonで注文した商品(服や靴など)を、自宅で試着できるサービスです。
Amazonプライム会員であれば、追加料金なしで試すことができます。
プライムワードローブの使い方
「prime wardrobe」の表記があるものが、対象商品になります。
表記がないものは試着できません。
対象商品のサイズやカラーを選び、「試す」にチェックをして「Prime Wardrobe カートに追加」のボタンを押します。
注文は最低3つ以上、最大で8つまでです。
試したい商品をカートに入れたら、画面の手続きどおりに進んでいきます。
最後に注文内容の確認画面が表示され、現時点での請求額は0円になっています。
注文内容を確認して、間違いがなければ「Prime Wardrobe 注文を発送する」ボタンを押して注文完了。
次に何をすればいいのか書いてあるのは、ありがたいですね。
今回は、子供用の靴をいくつか注文してみました。
届いたときの箱は返送時に使うので、解体せずにそのまま取っておきましょう。
すき間には紙が入れられていて、商品がずれないように梱包されています。
プライムワードローブのパンフレットと一緒に、返送用の着払い伝票と「返送時に同梱する紙(注文票のような紙)」が入っています。
返送時まで、なくさないように保管しておきましょう。
試着をするときは、服屋さんで試着するときと同じように、値札は取らずに試着します。
汚れや傷、たばこや香水のにおいにも気を付けましょう。
商品は意外ときれいに梱包されていました。
ブーツは、型崩れしないようにきちんと厚紙が入っています。
試着して、購入する商品が決まったら「返送手続き」をします。
商品到着後7日以内に返送しないと、自動的に商品代金が加算されてしまうので気を付けてください。
まずは、Amazonの注文履歴へアクセス。
プライムワードローブで注文した商品を選び「購入・返送手続き」へ進みます。
返送日時がわからなくなった場合も、ここで確認できます。
プライムワードローブで注文した商品が一覧表示されているので、「購入」または「返送」ボタンのどちらかを選択していきます。
最後に注文内容の確認をし、「購入を確定する」ボタンを押します。
今回は商品をひとつだけ購入したので、3,780円が請求されています。
買いたいものがなければ、全部返品も可能です。
購入・返送手続きを済ませたら、今度は「商品到着から7日以内」にAmazonへ着くように返品します。
私の場合は、下記のとおりですね。
- 12月16日に商品が到着
- 12月23日までに返品手続き&Amazonへ返送
返送には、商品が郵送されてきたときのダンボールをそのまま使います。
両面テープがついていて、すぐに梱包できるようになっているのがありがたいですね。
届いたときと同じような感じで商品を詰めたら、「返送時に同梱する紙」を一番上に入れます。
封をして、一番上に返送用の着払い伝票を貼ります。
あとは集荷の手配をして完了です。
着払い伝票がクロネコヤマトの伝票だったので、クロネコヤマトに集荷を依頼しました。
天候などによって発送に時間がかかる場合もあります。
余裕を持って集荷依頼をしましょう。
プライムワードローブ メリット
自宅でゆっくり試着ができるのは、子育てママ最大のメリット
プライムワードローブは、自宅でゆっくり試着できる点が最大のメリット。
特に小さい子供がいると、お店での試着は不可能。
ゆっくり商品を選ぶことさえ至難の業です。
「子供がいるから…」と、お店で服を買うのをあきらめていたママも多いと思います。
そんな子育て中のママの悩みを解決してくれた神サービスが、Amazonプライムワードローブです。
プライムワードローブは全て返品してもOK
プライムワードローブは、お店で試着するのと同じように「思っていたのと違う…」といった場合は、すべて返品することができます。
「注文したから必ず購入しなければいけない」という決まりはありません。
思う存分、気になる商品を試着できます。
ただし、プライムワードローブの注意点には気を付けましょう。
プライムワードローブ 3つのデメリット

気になったのポイントは3点。
- 発送が通常の買い物より遅い
- まだまだ対象商品が少ない
- 同じように誰かが試着した商品がまわってくる
デメリットというほどではないのですが、気になる方もいると思うので少し詳しく解説していきます。
1:発送が通常の買い物より遅い
通常の買い物だと、遅くても注文した翌日には発送手続きが完了します。
プライムワードローブの場合だと、下記のように注文から発送までに時間がかかりました。
2018年12月11日 注文
2018年12月14日 発送完了
2018年12月16日 到着
てっきり、注文した翌日には発送されているものだと思っていたので、「あれ?」という感じでした。
私は北海道在住で、商品発送から到着までにも時間がかかります。
注文日時から考えると1週間弱かかっていることになりますね。
「急いで試したい」という方には向いていないので、プライムワードローブを試す際は、時間に余裕を持っておきましょう
「急いで試着して、すぐに使う」なんてシチュエーションはあまりないと思いますが…。
2:まだまだ対象商品が少ない
同じブランドでも、プライムワードローブに対応している商品と対応していない商品があります。
まだまだ普及しはじめたばかりで、対応商品が少ないと感じました。
ただ、大手通販サイトAmazonなので、対応商品は今後確実に増えると思います。
現状でも素晴らしいサービスなんですけど、今後に期待したいですね。
3:誰かが試着した商品がまわってくる
プライムワードローブで注文した商品の中には「あ、これ誰かが試着してた商品だなぁ…」と、すぐにわかるくらい梱包が少し雑なものがありました。
包装紙が少し破れているくらいで、商品自体はきれいなので問題はないです。
でも、気になる方は気になるところですね。
プライムワードローブを実際に利用して感じた 注意点
プライムワードローブの注意点は主に5つ。
- 商品到着後7日以内に「購入・返送手続き」をして、商品を返送をしないと自動的に料金が加算される
- 試着時はタグを外さない(汚れ・傷・においなどにも注意)
- 注文は3点以上~8点まで
- 1度注文すると、注文した商品を返送するまで次のプライムワードローブを利用できない
- 注文後に開始されたキャンペーンは適用されない
1:商品到着後7日以内に「購入・返送手続き」をして、商品を返送をしないと自動的に料金が加算される
商品が届いてから最長7日間が試着期間です。
1日でも期限を過ぎてしまうと、自動的に商品代金が発生してしまいます。
商品到着から7日以内に「購入・返送手続き」をして、商品を返送するようにしましょう。

余裕をもって返送することをおすすめします
2:試着時はタグを外さない(汚れ・傷・においなどにも注意)
お店で試着するときと同じように、タグをつけたまま試着しましょう。
屋外での試着も禁止されているので、試着は必ず屋内で行なってください。
たばこや香水のにおいがひどかったり、傷や汚れがある商品は、返品を受け付けてもらえない可能性があります。
取り扱いには注意しましょう。
3:注文は3点以上~8点まで
プライムワードローブは、最低3つ以上から注文可能です。
たとえばサイズ違いで2つの商品を比較したい場合なども、3つ以上の商品をカートに入れないと注文できない仕組みです。
一度に注文できる商品は8つまで。
4:一度注文すると、注文した商品を返送するまで次のプライムワードローブを利用できない
プライムワードローブで一度注文をすると、その商品を返送するまで次の注文ができません。
注文後、その注文のご購入・ご返送のお手続きが完了するまで(注文したすべての商品を購入するか、または返送を選択した商品がAmazon.co.jpの配送センターに到着するまで)、次の注文を行うことができません。
(Amazon 公式サイト)
公式サイトには上記のように記載されていたのですが、宅配業者が集荷にきた数時間後には、もう次の注文ができるようになっていました。
5:注文後に開始されたキャンペーンは適用されない
プライムワードローブの商品注文後に開催されたキャンペーンは、購入手続き時には適用されません。
たとえば、私の場合は下記のような感じでした。
- 商品注文時 キャンペーン開催なし
- 商品購入時 「ファッションジャンル15%引き」というキャンペーン開催中
この場合、プライムワードローブの商品をそのまま購入すると15%引きが適用されません。
15%引きの値段で購入するには、プライムワードローブで購入せず、普通に注文して購入する必要があります。
ただし、プライムワードローブ注文時に開催していたキャンペーンが購入時に終了していた場合は、注文履歴から購入手続きを行えばキャンペーンが適用されます。
(※試着期間終了の翌日に自動的に料金が請求される場合は、キャンペーンの適用なし)
少しややこしいですが、注文時のキャンペーン内容が購入時にもそのまま適用されるというわけです。
【まとめ】Amazon prime wardrobe(プライムワードローブ)を実際に利用した感想
- プライムワードローブは、自宅でゆっくり試着できるサービス
- Amazonプライム会員は無料で利用できる
- 1回の注文は最低3つ以上(上限は8つ)
- 商品到着後7日以内に手続き・返送すしないと自動的に料金が発生する
- 全部返品してもOK
プライムワードローブは、デメリットよりもメリットの方が大きいです。
やはり、子育て中のママにとって最大のメリットは「家でゆっくり試着できる」ということ。
もうこの悩みが改善されるのであれば、多少のデメリットは目をつぶってもいいかなと感じました。
小さな子どもがいると、誰かに付き添ってもらわない限り「お店でゆっくり試着する」ということができません。
なので、今までお店で服を試着することをあきらめていました。
常々、「ゆっくり試着して購入したいな~」と思っていたのですが、プライムワードローブでその悩みが解決。
プライムワードローブは、子育てママの強い味方です。
Amazonプライム会員は、追加料金なしで試せるのも大きな魅力ですね。
デメリットは、商品数が少ないこと。
お店で見かけて気になった商品が、プライムワードローブでは試着できないことが多いです。
あとはデメリットさえ改善されれば、素晴らしいサービスだと思います。
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