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【出産レポート】初産で女の子を出産、死ぬほど痛かったけど安産でした

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こどもはちいさな怪獣 初産 出産レポート

こどもはちいさな怪獣 初産 出産レポート

2017年3月に第一子となる女の子を出産しました。

出産前は楽しみ半分、不安が半分といった感じで正直怖かったです。

安定期に入ってからは他の方の出産レポを読んで、気持ちの整理をしていました。みなさんの出産レポを見ていると、十人十色という感じで人の数だけ出産パターンがありますね。

誰かの役に立つかはわかりませんが、思い出として自分も出産の記録を残してみようと思い、書いてみました。

※生々しい表現があると思うので苦手な方は読まないで下さいね。

 

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目次

初産となる私の出産レポート

予定日よりも前に産まれた

予定日より前に産まれて欲しいなぁと思っていました。

赤ちゃんに早く会いたいというのもあったし、長引けば長引くほどお腹の中の赤ちゃんの体重が増えて、出産が大変になるんじゃないかという不安もありました。

なので臨月に入ってからは、赤ちゃんが産まれると言われるジンクスを色々試しました。

  • オロナミンCを飲む
  • 焼き肉を食べる
  • スクワットをする
  • 階段の上り下りをする

科学的根拠はないと思うので、たぶんこういうのは気持ちの問題ですね。

 

【自然分娩】破水から始まった私の出産

この日は妊娠39週の健診日でした。

14:00

健診時に、「子宮の入り口を少し刺激しておきました。これでうまくいけば陣痛がくるかもしれません」と言われ、子宮ぐりぐりされました。なかなか痛い。

15:30

帰宅して30分くらいした頃、立ち上がると水のようなものがバシャーと出たのです。

量はそんなに多くなく、ズボンがぬれる程度でした。でも破水だとは思わず、真っ先に疑ったのは尿もれ(笑)

正直、尿もれなのか破水なのか判断がつかなくて、病院に電話して尿もれだったら恥ずかしいなと思い30分ほど様子を見ました。

でも水は止まらず、少しずつ出ている感覚が。病院と夫に電話して、身支度を整えて病院へ。

17:00

病院到着。破水の検査をしてもらいました。「子宮口の開きを見ます」と言われ、助産師さんに手をつっこまれたのが結構痛かった。

検査した結果、破水で即入院。

破水してからは、ちょこちょこお腹の張りと腰の痛みがありました。

18:00

まだまだ余裕なので夜ご飯を食べる。

21時くらいまでは5分おきくらいで陣痛がありましたが、アイタタタ…くらいの痛さなので、わりと自由に過ごしていました。

21:00

夫が仕事を終えて病院に到着。このあたりから少しずつ陣痛がきつくなる。

痛みがくるたびに腰をさすってもらったり、カイロで腰をあっためてもらったり、テニスボールで押してもらったり。

24:00

陣痛の痛みがひどくて記憶が曖昧。途中あまりの痛さに吐くというハプニングもあり、布団とパジャマを交換してもらうも、立ち上がるのがやっと。

しかも、なぜか助産師さんが少し不機嫌で不安が増す。

2:00

子宮口全開。徐々に赤ちゃんが下がってきていると言われる。

3:00

ベッドが分娩台に早変わり。

分娩台でいきみだしたが、産道が狭くてなかなか進まず、分娩台を再度ベッドに戻される。

「横向きの体制になって赤ちゃんがもう少し降りてくるの待ちましましょう」という助産師さんの言葉に、まだこの激痛に耐えなければならないのかと絶望する私。

横向きの体制になり、促進剤を投与。ここからが本当に地獄

促進剤投与で一気に陣痛がきつくなり、薄れゆく意識の中、骨盤がミシッっと音をたてて開くのが聞こえる。

だいぶ赤ちゃんが下りてきたということで再びベッドを分娩台に戻し、いきむ。

助産師さん2人と産科医1人の合計3人がかり。しばらくいきむが、やっぱり産道の狭いところに引っ掛かってなかなか出てこず。会陰切開したうえに、ちょっと裂けた。

最後は、いきむたびに腹を力ずくで何度も押される始末。腹を思いきり押すというこの行為が、出産の中で一番痛かった。陣痛よりもなによりも。

他の方の出産レポを見ていると、赤ちゃんが出てくる瞬間は一気に出てくる感じがあって爽快だったって書いてある人が多かったけど、私の場合は色々なところで引っ掛かって、なかなか出てこなかったので最後の最後まで痛かったです。

 

4:15

無事に産まれる。しかし、赤ちゃんがすぐには泣かない。

やっと産まれてホッとした気持ちと同時に、なんとも言えない不安な気持ちが押し寄せ、この沈黙がとにかく長く感じられました。

少し経ったのち、「おぎゃー」と元気な産声をあげ、それを聞いて自然と目から涙がこぼれる。「泣いてくれた…良かった…」と、心の底から思いました。

産後の処置

すぐに会陰切開の傷を縫われましたが、出産中とは別の意味で痛い。意識がはっきりしていて冷静な分、ものすごく痛い。

みんなこんなものなのかと思っていたら、麻酔がいまいち効いてなかったよう。縫われている感覚がわかるほどにアソコが終始ズキズキ。

「会陰切開って今こんなに痛いんだから、この後 地獄じゃん」って思った。

その予感は的中し、産後初めてトイレに行ったとき燃えるような痛みで尿意がひっこむほど(笑)あんなにトイレを済ますのに時間がかかったのは人生初かもしれませんね。

トイレに行くまでの道のりも、ほんの4~5mなのに、まともに歩けないからすごく遠く感じたのを覚えています。

 

運動不足だったのに、思いのほか安産だった

妊娠前は適度に運動していましたが、妊娠発覚後はほぼ運動していませんでした。

安定期に入ったら散歩をしようだとか言われてるし、「運動して筋肉と体力をつけておかないと出産は厳しいよ」と病院でも言われましたが、やっぱり体が重くて少し動いただけでもしんどいんですよね。

運動していないし、筋肉も落ちているし、安産ではないだろうなと覚悟していました。

しかし結果的には初産だったにも関わらず、入院から約12時間で出産という安産でした。

 

出産時に助けられたのは

出産時に大活躍したのが、ストロー付きのペットボトルキャップ

ストローは必須

水分補給しないと長いお産に耐えられないけれど、起き上がって飲む余裕もないので、これは絶対あった方がいい!

 

あと効果があったのがカイロ

腰にあてると痛みが和らぐ感じがしました。

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よく使われているテニスボール、私には効果ありませんでした。

テニスボールでお尻を押して圧迫しても、痛いものは痛かった…。

人によっては楽になる場合もあるみたいなので、一応あってもいいかもしれません。

 

でもやっぱり、どんな道具よりも一番助けられたのは、出産に立ち会ってくれる人の存在ですね。

私の場合は夫でした。夫は、当初の予定では立ち会いをしないはずでした。

しかし私が出産した病院は、分娩室に移動する事がなく、出産が近くなるとそのままそこが分娩台になる仕組みの部屋だったので、夫は立ち去るタイミングを逃してそのまま分娩にも立ち会いました。

睡眠不足と赤ちゃんの頭が出てくるところを目の当たりにし、少し気持ち悪くなってしまったようですが…(笑)

 

何時間かかるのかわからない、終わりが見えない陣痛の痛みに耐えられたのは、夫がかけてくれた言葉でした。

「少し力ぬいて」とか「もうちょっとだよ」と声を掛けてくれたり、「息はいて」と横で呼吸を促してしてくれたり。

薄れゆく意識の中でどんなに助けられたことか。

あとは、水分補給が自分で出来ない状況だったので、水を飲ませてくれたのもありがたかったです。

夫じゃなくてもいいんです。親とか兄弟とかでも。とにかく一人じゃないっていうのは本当に心強いと思います。

 

後日、夫に言われたのですが…

陣痛の痛み逃しの時に、夫の手を力いっぱい握っていた私。

「痛くて骨が折れるかと思った」とのことでした。私自身は、そんなに力を込めて握った記憶はないのですが(笑)

人って無意識にとんでもないバカ力を発揮するみたいですね。

 

おわりに

初めての出産を経験して思ったことは、陣痛って半端じゃなく痛い!

でも、「死にそう!」って思うくらい痛かった陣痛の痛みも、今では忘れかけています。すぐに忘れるからこそ、また子供を産もうっていう気持ちになるんでしょうね。人間ってすごい。

痛い思いをして産んだ我が子は本当にかわいいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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